LAタイムズの名物記者が大谷を絶賛「メジャー待望のスーパーアスリートだ」

2017年09月14日 16時30分

取材中のヘルナンデス記者(右)

 米紙ロサンゼルス・タイムズの名物コラムニストが日本ハム・大谷翔平投手(23)を「メジャーでもトップアスリートになる選手」と絶賛した。

 今季初勝利を挙げた12日の楽天戦(札幌ドーム)を含め、9日の西武戦(メットライフ)から14日のロッテ戦(札幌ドーム)まで日本ハム戦計4試合を取材したのは、LAタイムズのディラン・ヘルナンデス記者(37)。同記者は同紙でドジャースの番記者を10年間務め、現在はコラムニストとしてMLB、NBA、NFL、NHLの米4大スポーツはもちろんボクシング、サッカーなどを幅広く取材している。

 今回の日本滞在では大谷の母校・花巻東にまで足を運び、恩師・佐々木洋監督へのインタビューも敢行。そのヘルナンデス記者が見た大谷の印象は「彼は間違いなくトップアスリート。たとえばメジャースカウトの計測による彼の一塁までの到達スピードは3・8秒。それも、しっかりとスイングをした上でのタイムで、イチローの3・6秒と比較しても現在のメジャーリーガーのトップクラスにランクする。注目されている投打に限らず、走塁面でもあの大きなサイズの体(193センチ、97キロ)を完全にコントロールし切れている」と舌を巻いた。

 日常的にカーショー投手、プイグ外野手を目にしている同記者だけに大谷への賛辞にも確信がこもる。また現在のMLBには、野球が富裕層のスポーツになってしまったことで経済的な理由から身体能力にたけたアフリカ系米国人のMLB離れが加速している。

「身体能力の高いアフリカ系のアスリートは、若いうちからみんなバスケットやフットボールにいってしまう」(ヘルナンデス記者)という現状があり、その意味でも「大谷はMLBファンが待ち望んでいるスーパーアスリートだ」と名物コラムニストは断定した。