日本ハム・大谷翔平投手(23)が8日の西武戦(メットライフ)で、8月17日ロッテ戦(札幌ドーム)以来となる6号先制2ランを放った。

 3番・DHでスタメン出場した大谷は、初回一死一塁の場面で第1打席を迎えた。スタンドにはレンジャーズ、カブス、ホワイトソックスなど10球団近いメジャースカウトが目を光らせる中、フルカウントから西武先発・野上が投じた148キロのストレートをガツンとセンターへ。ラインドライブがかかった打球はグングン加速し、バックスクリーン右に突き刺さる12試合ぶりの先制2ランとなった。

 大谷は「打ったのは真っすぐですね。久しぶりのホームランです。外よりのボールだったんですけど芯で捉えることができたので、思ったより伸びてくれました。初回に先制できてよかったです」と久々の感触を振り返った。