【カナダ・サンダーベイ6日(日本時間7日)発】「第28回WBSC U―18ベースボールワールドカップ」に出場している高校日本代表のスーパーラウンド進出の立役者は1、2番を打つ報徳学園・小園海斗内野手、大阪桐蔭・藤原恭大外野手の2年生コンビ。ともに左打者で枚方ボーイズでも1、2番を組んでいた。小園は20打数10安打、打率5割、4打点。藤原は16打数6安打、打率3割7分5厘、5打点だ。

 好調の要因は逆方向への意識と木のバットへの適応。小園は「三遊間の方に打っていれば、足も生かせるので、意識は絶対にレフト前って考えている。(相手投手は)ツーシームを投げてきたり、日本とは違って(バットの)芯を外そうとしてくる。スーパーラウンドでもしっかりついていけるようにやっていきたい」と胸を張る。

 藤原は「意識は逆方向への強い打球、ですね。(バットが金属と木では)全然違う。飛距離もそうですけど、引っ張りにくいというか、あまり飛ばないので、低いのを狙っていく方が自分たちの打撃スタイルには合っていると思う」と明かす。そして「(スーパーラウンドでは)どこが相手でも自分の仕事をするだけ」と力を込めた。スーパーラウンドでも期待だ。