【カナダ・サンダーベイ5日(日本時間6日)発】「第28回WBSC U―18ベースボールワールドカップ」に出場している高校日本代表は4日、南アフリカと対戦。日本の主砲・清宮幸太郎内野手(早実=3年)に、待望の今大会初本塁打が飛び出した。

 7―0の大勝ムードの中で迎えた4回二死走者なしで迎えた第3打席、2番手右腕のオブライエンから真ん中外寄りのボールを右越えに叩き込んだ。ベースを一周した清宮は、高校通算110号となる一発に笑顔をはじけさせた。

 この日の清宮は4番・DHで先発出場し、第1打席は二死二塁の場面で遊飛、3回無死二塁の第2打席は左中間二塁打。6回先頭で迎えた第4打席はストレートの四球だった。

 試合は打線爆発の日本が12―0で7回コールド勝ち。先発の三浦銀二(福岡大大濠=3年)は5回3安打無失点、2番手の桜井周斗(日大三=3年)は3つの四球を出して降板したが、その後は3番手の清水達也(花咲徳栄=3年)がピシャリと抑えた。6番・捕手で先発出場した中村奨成(広陵=3年)は4打数無安打だった。

 すでに1次ラウンドB組突破を決めている日本は、7日からのスーパーラウンドでA組を勝ち抜いてきた韓国など3チームと対戦し、その後、10日に行われる3位決定戦、決勝に進む。