<巨人3-0DeNA(1日)>巨人・村田修一内野手(36)がDeNA戦で史上4人目となる通算150死球を記録した。2点リードの8回先頭で打席に立つと、相手の3番手・平田の投じた内角球が左脇腹を直撃。一塁へ進んでから代走の重信と交代してベンチに下がったが、この節目の死球から好機が広がってチームの3得点目につながった。試合後はここまで積み重ねた通算死球数について「(相手投手が)インサイドをしっかり抑えたいと、そこに厳しく投げようとした結果。打者の勲章だと思います」と胸を張った。

 三塁守備でも魅せた。2点リードの7回二死二塁の場面で桑原の放った強烈なライナーをジャンピングキャッチ。頭上を抜ければ適時打となっていたはずで、村田は「目一杯ジャンプしたよ。とにかく集中して野球ができている」と気合十分の表情を見せた。