DeNA井納 一軍目指す理由は「船怖い」

2013年01月12日 11時02分

 DeNAの中畑監督が即戦力として期待するのドラフト3位右腕・井納(NTT東日本)が意外なモチベーションで一軍を狙う。


 8日の新人合同自主トレ初日に中畑監督から「立ち投げがすごかった」と絶賛された井納。先発型で188センチの長身から148キロの力のある直球を投げ下ろす。同学年のダルビッシュにちなんで「イノビッシュ」と呼ばれる井納だが、新人寮のある横須賀市内で青ざめていた。


「実は自分、船が怖いんです」(井納)。DeNA二軍のベイスターズ球場と寮は横須賀本港に面し、海上自衛隊基地と接している。海上には護衛艦のほか、米国第7艦隊の空母ジョージ・ワシントンなど多数の軍艦が停泊している。


 船好きには最高のシチュエーションだが、井納にとっては悪夢。「小さい頃にすごく船酔いしたことがあって、それ以来乗るだけじゃなくて、船が海に浮かんでいるのを見ても気分が悪くなる。毎日、船を見るのは苦痛です」とトラウマを告白した。


 先発候補の井納は一軍でローテ入りすれば、シーズン中の大半を本拠地のある横浜で過ごせるが、逆に二軍なら横須賀暮らし。「絶対に一軍に上がります」と井納は海上の船を見ずに、力強く決意を語っていた。

関連タグ: