【リトルリーグ・Wシリーズ】東京北砂がコールド勝ちで4度目の世界一!

2017年08月28日 11時31分

世界一のペナントを手に球場を一周する東京北砂ナイン

【ペンシルベニア州ウィリアムズポート発】第71回リトルリーグのワールドシリーズは最終日の27日(日本時間28日)に世界一決定戦が行われた。日本代表・東京北砂リトルリーグは、米国サウスウエスト代表テキサス州ラフキン・リトルリーグに12―2の5回コールドで圧勝。2001年、12年、15年に次ぐ4度目、日本勢としては11度目の世界一に輝いた。

 今大会3度目の先発マウンドに上がった147センチのエース右腕・冨井翼(12)は初回、初球をいきなり中堅へ先頭打者本塁打されると、三塁側スタンドから「USAコール」が沸き起こった。一死後、3番打者に右翼へ流し打ちのソロ本塁打を浴びると今度はラマディ・スタジアムを「USAコール」が包み込んだ。しかし、冨井の真骨頂はここから。

「(立ち上がりは)少し緊張していたが、(2本目の)本塁打で自分のスイッチが入った。しっかり腕を振ったり、コースに投げ分けて相手を打ち取ろうと切り替えた」

 カウントに苦しむことがあっても要所を抑え、三振で3つ目のアウトを奪うとガッツポーズでベンチに戻った。

 2回、東京北砂は二死無走者から8番・渡部和幹(12)の四球、9番・市沢怜(12)の右前打で好機を広げると1番・宮原慶太郎(13)の三塁打で同点、2番・藤原隆聖(13)の右前打であっさり逆転した。

 4回には代打・橋本大輔(13)が一度は死球で出塁するも、ビデオ判定でスイングによるストライク。“打ち直し”は中堅左へのソロ弾。さらには宮原が自打球を左足に当てて中断したあと、左翼へソロアーチ。4番・矢島夏希(13)にも2ランが出てリードを5点に広げた。

 5回には宮原の左翼フェンス直撃の2点二塁打などで5点を追加し、コールド勝ちとした。ラマディ・スタジアムのマウンド付近で胴上げされ3度宙に舞った日高監督は「大変うれしい。相手は敗者復活から回っているということもあって、エースが投げられなかった。うちの打者が(2番手以降の)投手をしっかり打てたのだと思う」と振り返った。

 3安打5打点の宮原は「世界一の練習をしないと世界一にはなれないと言われ、言い聞かせてやってきた。今までやってきたことが実ってうれしい」と笑顔。