ダルビッシュ復帰戦飾れず 日米通じ初の10敗

2017年08月28日 11時30分

険しい表情でマウンドを降りるダルビッシュ(ロイター=USA TODAY Sports)

【カリフォルニア州ロサンゼルス発】腰の張りで故障者リスト(DL)入りしていたドジャースのダルビッシュ有投手(31)は27日(日本時間28日)、本拠地でのブルワーズ戦に復帰登板し、5回を1本塁打を含む6安打3失点で降板し、日米通じて初の10敗目(8勝)を喫した。復帰戦を白星で飾ることはできず、本拠地初勝利もお預けとなった。

 初回、思わぬ形で先制点を許した。先頭ソガードを四球で歩かせ、続くペレスはカーブで見逃し三振。3番ウォーカーに左前打されたが、4番ショーは158キロのフォーシームで遊撃へのゴロ。併殺打でチェンジと思われたが、不規則な回転の打球をシーガーがトンネルし、1点を失った。5番サンタナを二ゴロ併殺打に仕留め、2点目は許さなかった。

 2回は先頭ボートに左前打されるが、後続を3者連続三振。しかし、3回にまたしても失点だ。一死後、ペレスに1ストライクからの2球目、内角高めの速球を中堅横に運ばれて2点目を失った。続くウォーカーを歩かせるとショーに右翼線二塁打で一死二、三塁。ここでサンタナに中前適時打され、三塁走者が生還した。二塁走者は本塁でタッチアウト。

 4回は三者凡退に片付けた。5回は先頭ソガードに右越え二塁打され、ペレスに四球を与えて無死一、二塁。3番ウォーカーを遊ゴロ併殺打に仕留め、ショーは空振り三振でピンチを切り抜けた。球数が95球に達したため、この回で降板となった。

 この日はフォーシームのMAXは158キロ。最も遅いカーブは109キロと緩急の差は約50キロ。スライダー、カーブも低めに決まっていたが、微妙な制球力が欠け、ストライクを取るのに苦しみ、追い込んでからファウルで粘られるなどして球数がかさみ、5回でマウンドを降りることになった。ダルビッシュはもちろんだが、ベンチもドジャー・スタジアムのファンもストレスがたまる展開だった。プレーオフに向けての課題は球数を減らすことに尽きる。