PL軟式野球部1回戦敗退 “兼任監督”新主将の次なる誓い

2017年08月26日 16時30分

初戦敗退となり、父母にあいさつするPLナイン

 第62回全国高校軟式野球選手権大会の1回戦(姫路)が25日に行われ、4年ぶり出場のPL学園(大阪)が専大北上(北東北)に2―5で敗れた。試合は0―1で迎えた6回、一死二、三塁から5番・岩下(2年生)の左前適時打で同点。相手ミスの間にさらに1点を追加して勝ち越しに成功した。流れをつかんだかのように思えたが、直後の7回にエース殿納(2年)が崩れて4失点し、無念の初戦敗退となった。

 試合後、新主将になることが決まっている捕手の相曽(2年)は「楽しんで試合をすることはできましたが、3年生ともっと野球がしたかったです」と涙を拭った。今年はベンチ入りメンバー16人中、相曽を含む11人が2年生。斉藤監督はこの試合での“采配”を相曽にやらせた。「(指導方針は)いかに監督が楽をして、生徒が自ら野球を考えるか。今日はサインや選手交代を全て新主将の相曽に任せました」(斉藤監督)

 相曽も“兼任監督”について「去年の秋ごろからサインを出す機会をもらいました。楽しんでやらせてもらってます。今までより野球を深く考えるようになりました。今では自分の中で野球論が少しずつまとまってきました」と手応えをつかんだ様子。秋からは本格的に司令塔としてチームをけん引することになり「来年の目標は、まずは今年の成績を超えること。そして、その上は全国制覇です」と力強い口調で前を向いた。

 硬式野球部が休部となる激震に見舞われた一方で全国大会出場を果たして「PL野球部の誇り」を守った軟式ナイン。相曽主将を中心にリベンジロードが始まる。