【リトルリーグ・Wシリーズ】東京北砂 特別な思い詰まった背番号「15」

2017年08月26日 12時00分

兄の背番号を継承した中嶋友哉

【ペンシルベニア州ウィリアムズポート25日(日本時間26日)発】第71回リトルリーグのワールドシリーズ(WS)は予備日のため試合がなく、敗退したチームも含めて近郊でのピクニックなどを楽しんだ。26日(同27日)に世界一決定戦出場をかけた2試合を行う。日本代表・東京北砂リトルリーグはメキシコ代表と、米国ブロックはサウスイースト代表とサウスウエスト代表が対戦する。北砂は今回がこの6年で4度目のWS出場。清宮幸太郎を擁した2012年は世界一、14年は4強、15年は世界一に輝いた。

 今年のメンバーの背番号の一部は日高監督が先輩たちから験を担ぐ形で与えられている。15年の主将・冨田健悟が付けた14番は新井晟矢(13)、10番は12年決勝で3打席連続アーチを放った逢坂倫充(桐光学園)からの人気番号で、14年は金森優(新宿シニア)、15年は冨田進悟(同)、今年は宮原慶太郎(12)が継承している。

 なかでも日高監督が特別な思いを込めたのが、中嶋友哉(13)に与えた15番だ。2年前、北砂でプレーしていた兄・謙斗(15)が難病にかかってしまい、グラウンドに立てなくなった。だが、15番目の仲間として背番号15のユニホームをベンチに飾り、14選手でWS5試合を戦ったという経緯がある。兄の思いも背負った友哉は大観衆のカナダ戦で3ランを放ち「まさかウィリアムズポートでホームランが打てるとは。(ボールは)部屋に飾ります」と喜んだ。