U―18清宮主将の“兄貴”ぶり「世界一」へ2年前の経験伝えたい

2017年08月24日 16時30分

2年生の小園(右)を常に気遣う清宮

「第28回WBSC U―18ベースボールワールドカップ」(9月1日~、カナダ)の高校日本代表が23日、千葉県内のグラウンドで2日目の練習を行った。この日、夏の甲子園決勝を戦った花咲徳栄・清水達也投手(3年)と広陵の中村奨成捕手(3年)を除く18選手が参加。そんな中、小枝守監督(66)は早実・清宮幸太郎内野手(3年)を主将に指名した。

 指揮官は「選手からの信頼も厚く、本人も2年前の経験を伝えたがっている。選手の中では心強いんではないかということで(決めた)」と説明。清宮は「2年前のこの大会のために(メンバーに)入れさせてもらった。それを生かせる絶好の機会。しっかり伝えていきたい」と意気込むが、主将が決まる前からメンバーの“兄貴分”的な役割を果たしていた。

 合宿初日の22日に打撃ゲージの前で清宮と話し込んでいた報徳学園の2年・小園海斗内野手はこう証言する。「清宮さんとは練習試合で面識はあるんですが、今回の合宿で本塁打の打ち方を教えてくれたり、優しく接してもらっています」

 さらにもう1人の2年生で、大阪桐蔭の藤原恭大外野手も「打撃練習の時に清宮さんから“力抜け”とアドバイスをもらいました。合宿の初日も清宮さんの方から話しかけてもらって、野球や日常生活の話をいろいろしています」と明かす。

 清宮は前回出場した2年前の同大会で唯一の1年生として選出された。それだけに下級生の不安な気持ちが手に取るように分かるのだろう。「すごく明るく話してくれるんです」(藤原)と積極的にコミュニケーションを取っている。

 お手本は清宮が「素晴らしいキャプテン」と尊敬する2年前の同大会で主将を務めた敦賀気比の篠原涼内野手(筑波大2年)だ。「篠原さんにLINEで聞いたりして、キャプテンをやりたい」と話す兄貴・清宮がチームを世界一に導くつもりだ。