野球のU―18ワールドカップ」(9月1日から、カナダ)に出場する高校日本代表が22日、千葉県内のグラウンドで練習を開始。高校通算107本塁打のプロ注目のスラッガー、早実・清宮らが世界一に向けて汗を流した。

 この日集まったのは甲子園出場中の花咲徳栄・清水、広陵・中村を除く18人。フリー打撃やシートノックなど、3時間ほどの練習を行い、注目の清宮は約60スイングで11本の柵越えを披露。チームメートらをうならせた。

 清宮は「自分は1年で代表に入れさせていただいて、(当時代表監督の)西谷監督から『お前が2年後に入って、この経験をみんなに伝えてほしい』と言われた。その意味を今感じています」とリーダーとしての自覚も十分。

 この日、清原和博氏を上回る大会6本塁打の新記録を樹立した中村についは「今日も2本打ちましたよね。(記録更新は)どうかなーと思っていたけど、いろんな記録を塗り替えていて頼もしい。早くこっちに来てほしいですけど、ジャパンの余力も残しながら、全力で燃え尽きてほしい」とエールを送った。