ドジャース公式サイトがマエケンを辛口評価「ピンチの乗り越え方学ぶには時間かかる」

2017年08月22日 11時30分

6回に降板した前田(ロイター=USA TODAY Sports)

【カリフォルニア州ロサンゼルス21日(日本時間22日)発】ドジャースの前田健太投手(29)は20日(同21日)に敵地でのタイガース戦に先発し、6回を5安打4失点、7三振で5敗目(11勝)を喫した。2011年のサイ・ヤング賞右腕バーランダーと投げ合い5回までパーフェクト投球だったが、先制した直後の6回に先頭打者に安打されると一気に崩れた。

 一夜明けたこの日、ロサンゼルスの地元メディアは「前田は直球とスライダーを使ってタイガースを5回まで沈黙させた。あのバーランダーに対して、前田はふさわしい対戦相手だった」(ロサンゼルス・タイムズ紙)と5回までの投球を絶賛。6回に崩れたことを嘆いた。

 オレンジ・カウンティー・レジスター紙は「試合後の会見は英語も日本語も簡素で、ゲームがひっくり返ってしまったことに対する落ち込みを物語っているのは間違いなく、10月のポストシーズンローテへの期限が迫っているのを意識しているのも明らかだった」と胸中をおもんぱかった。

 ロサンゼルス・タイムズ紙は「6回、コントロールを誤った2つのスライダーが彼を崩してしまった。6回は前田にとっては珍しいテリトリー。ノーヒッターの可能性もあったが、長くは持たなかった」と残念がった。

 ドジャース公式サイトは「前田の6回の後悔は、オフスピードの球(変化球)に頼りすぎ、そのコントロールも悪かったこと。この29歳はピンチの乗り越え方を学んでいる最中で、それには時間がかかるだろう」と辛口だった。

 前田が現時点で10月のプレーオフで先発ローテーションに入るのは厳しい状況。5回までの投球を重ねることができればチャンスは巡ってくる。