日本高等学校野球連盟(日本高野連)は20日、第28回WBSC U―18ベースボールワールドカップ(9月1~11日、カナダ・サンダーベイ)に参加する高校日本代表チーム選手の全20人を発表した。

 第99回全国高校野球選手権大会出場こそ逃したものの、歴代最多タイの高校通算107本塁打をマークした早実・清宮幸太郎内野手(3年)、同大会で4本塁打を放って大会記録まであと1本に迫っている中村奨成捕手(3年)がメンバー入り。

 準決勝進出を決めた花咲徳栄のエース右腕・清水達也投手(3年)、秀岳館の川端健斗投手(3年)と田浦文丸投手(3年)、走攻守3拍子揃った投手兼マルチプレーヤーの前橋育英・丸山和郁外野手(3年)らも選出された。また、1次候補には選ばれていなかった高校通算62本塁打の履正社・安田尚憲内野手(3年)も地方予選の活躍が再評価され、名を連ねた。

 小枝守監督は「短期間でチーム力を上げていく必要があるため、スタッフ、選手全員で力を結集し、チームの結束力を高め大会に臨みたい。日本はあと一歩のところで優勝を逃しているので、悲願の優勝を目指します」などとコメントした。

 メンバーは以下の通り。

【投手】花咲徳栄・清水達也(3年)、秀岳館・川端健斗(3年)、福岡大大濠・三浦銀二(3年)、木更津総合・山下輝(3年)、日大三・桜井周斗(3年)、中京大中京・磯村崚平(3年)大阪桐蔭・徳山壮磨(3年)、秀岳館・田浦文丸(3年)

【捕手】広陵・中村奨成(3年)、福岡大大濠・古賀悠斗(3年)

【内野手】仙台育英・西巻賢二(3年)、東海大市原望洋・鯨井祥敬(3年)、早実・清宮幸太郎(3年)、履正社・安田尚憲(3年)、報徳学園・小園海斗(2年)、日大三・井上大成(3年)

【外野手】前橋育英・丸山和郁(3年)、中京大中京・伊藤康祐(3年)、横浜・増田珠(3年)、大阪桐蔭・藤原恭大(2年)