巨人も検討「松井引退試合」

2013年01月13日 11時00分

 巨人のユニホームに身を包み「55」を背負って打席に立つゴジラの雄姿が、今春にも東京ドームで見られるかもしれない。巨人が昨年末に現役引退を表明した松井秀喜氏(38)の「引退試合」を水面下で検討。その具体案が判明した。ヤンキースは一日限りの“現役復帰プラン”を行う方向で動いているが、松井氏本人の承諾さえ得られれば、巨人はそれ以上にド派手な“花道”を用意するという。

 日米のファンに惜しまれつつ、引退を決断した松井氏。7年間在籍したヤンキースは、2009年のワールドシリーズでMVPに輝いたヒーローに敬意を表し、1試合限定で契約を結び、ヤンキー・スタジアムで引退試合開催を計画しているという。

 松井氏がいかにニューヨークで愛されていたかがわかるが、もちろん巨人はヤンキース以上に感謝の思いを抱いている。引退会見を受け、白石オーナーは松井氏の功績をたたえるイベントの開催について「球団で検討して、ぜひ実現させる方向でやろうということ」と語った。松井氏の今後については、すでに渡辺会長が「次期監督」に指名。両手を広げて熱烈な復帰ラブコールを送っているが、球団関係者は「それとこれとは別。花道を飾るイベントはやらないといけないでしょう」と話す。

 では巨人は、松井氏にどのような“花道”を用意するつもりなのか。

 球団の公式なセレモニーとして10年以上も前に退団した選手の引退試合を行うとなれば、まさに異例のこと。ただ、すでに引退した選手の引退試合を行った例はないこともない。08年に引退した横浜・鈴木尚典氏(40=現DeNA球団職員)のケースだ。