ロッテ・伊東監督辞任で注目される清水コーチの去就

2017年08月17日 16時30分

去就が注目される清水コーチ

 来季はどっちだ。ロッテ・伊東勤監督(54)の今季限りでの辞任に伴い、その腹心である清水雅治外野守備走塁コーチ(53)の去就が注目を集めている。

 清水コーチは伊東監督のロッテ監督就任時に日本ハムから呼ばれ、西武時代から一蓮托生の関係にある。伊東監督と同様に今季限りでの退団が決定的となっており、関係者の間では早くも「次は札幌(日本ハム)に戻るのか? 仙台(楽天)に行くのか?」と来季の移籍先が話題の的になっている。

 というのも、清水コーチは2008~12年まで5年間の日本ハム在籍時代に梨田、栗山両監督に参謀として仕え、それぞれ一度ずつのリーグ優勝に貢献した実績があるからだ。

 島根・浜田高の大先輩で08~11年まで仕えた梨田政権下では外野守備コーチとして糸井嘉男(現阪神)、陽岱鋼(現巨人)、中田翔といった当時リーグ屈指の外野陣を鍛え、育て上げた。12年の栗山政権1年目には三塁ベースコーチとして、作戦面で就任1年目の指揮官をフォロー。その能力に対する信頼感は絶大でそのオフ、一身上の都合で福良ヘッドコーチ(現オリックス監督)の退団が決まると球団は「次期ヘッドコーチ」のポジションを用意して慰留したが、伊東監督との絆の前には力及ばず清水コーチはロッテに移った。

 しかし、退団後も楽天、日本ハム戦となれば両指揮官へのあいさつは欠かすことなく、時に対戦相手としては不適切なほど長時間の談笑となるため選手、関係者からは「何をしてるんですかね?」とあらぬ疑いをかけられることもあったほど。ともあれ、名参謀の動向からも目が離せない。