打線好調 西武のぜいたくな悩み「メヒアの帰る場所ない」

2017年08月17日 16時30分

二軍で調整中のメヒア

 打線好調の西武がぜいたくな悩みを抱え込んだ。16日の楽天戦(メットライフ)は前日15日に今季初出場を果たしたばかりの森友哉捕手(22)の1号ソロなどで5―0で零封勝ち。1本塁打を含む4打数3安打の猛打賞でチームの4連勝に貢献した森は「ホッとしている。この2日間は自分の役割ができている」と笑顔を見せた。

 そんななか、今月5日に再調整のため登録を抹消されたエルネスト・メヒア内野手(31)について一軍首脳陣は「帰ってきても出るところがない」と嘆いている。

 昨年、西武と年俸5億円(推定)の3年契約を結んだメヒアは今季打率2割4分5厘、16本塁打、49打点の数字ながら7月25日から6戦11打数無安打と不調に陥り二軍落ち。潮崎二軍監督は「本調子になるまでじっくり調整する」と最短10日間での一軍昇格を見送った。

 今後、メヒアの調子が戻ったとしてもDHには森が入り、定位置・一塁は7月8日に再昇格し3割1分1厘、9本塁打、33打点と絶好調の山川がいる。代役たちが好調な現状では「年俸5億円の代打は相手投手にとっても脅威になる」(前出の首脳陣)とメヒアを代打起用するしかないという。

 辻監督は「100戦してみんな疲れているなか、森は体が元気だから」と森の好調理由を説明。それでも「(代役の活躍で)チーム力も上がってくる。チームとしてはありがたい」と昇格選手たちの活躍を喜ぶ。

 高額助っ人を代打に押しやるほど層が厚い西武打線。他球団からしたらうらやましい限りだ。