【U-18W杯】清宮に早くも主将待望論

2017年08月17日 11時00分

一昨年、1年生でU―18日本代表に選出された当時の清宮

 第99回全国高校野球選手権大会は、すでに全49代表が初戦を終えた。夏の頂点を決める戦いは、さらにヒートアップしていく。一方で21日に発表予定の「第28回WBSC U―18ベースボールワールドカップ(W杯)」の高校日本代表最終選考も着々と進行している。そんななか、最終メンバー入りを目指す第1次候補選手たちの間から「清宮をキャプテンに」との声が出ている。

 西東京大会決勝で東海大菅生に敗れ、今夏の甲子園にはあと一歩届かなかった清宮だが、高校通算107本塁打などの実績から、9月1日からカナダ・サンダーベイで開催されるU―18W杯に参加する高校日本代表への選出は確実視されている。それには甲子園に出場している第1次候補選手たちも異論はない。それどころか彼らの間で続出したのが「日本代表・清宮主将」を推す声だ。

 U―15W杯で日本代表経験のある横浜(神奈川)の増田珠外野手(3年)は「やっぱり清宮くんじゃないですかね。自分たちの代は清宮くん中心なんで、あの子がキャプテンをすることがふさわしいんじゃないかなと思います」ときっぱり。「テレビとかで見ていても(ナインに)すごい声をかけている。自分も結構声をかけるタイプですけど、僕の場合は自分勝手というか、結構マイペースなところもあるので…。でも全力で支えたいなとは思います。選ばれれば、ですけどサポートできればいいなというふうに思います」と理由を続けた。

 中京大中京(愛知)で自らも主将を務める伊藤康祐外野手(3年)は「清宮には統率力がある。みんなからも尊敬されている。僕も主将経験があるので、清宮を支えられるようにしたい」。165センチと小柄ながら高校通算60本塁打のパンチ力が光る盛岡大付(岩手)の植田拓外野手(3年)も「清宮くんは1年のときも(U―18日本代表に)選出されてるし、その経験を生かしてほしい。この中で(U―18で)世界と戦った経験があるのは彼だけですから、他国のこととかもいろいろと教えてほしい」と期待を寄せる。

 さらに明徳義塾(高知)の西浦颯大外野手(3年)は「(清宮は)人を引っ張る力がある」と言い、大阪桐蔭(大阪)のエース・徳山壮磨(3年)は「コメントも素晴らしいし、リーダーシップが取れる選手。適任です」。今春センバツ決勝で2本塁打を放った大阪桐蔭(大阪)の藤原恭大外野手(2年)も「清宮さんはチーム(早実)でもキャプテンをやられていた。世界大会の出場経験も豊富なので適任だと思います」と話すなど、下級生からの信頼も厚い。

 一昨年の第27回大会に1年生で代表に選出された清宮は8試合、27打数6安打、0本塁打、2打点と振るわなかった。チームも準優勝に終わっただけに、今大会にかける思いは強い。高校日本代表の最終メンバー20人は21日に発表予定だが、清宮の“肩書”にも注目が集まりそうだ。