藤浪「秘密兵器」持参で入寮

2013年01月09日 10時59分

“秘密兵器”を持ち込んだ藤浪

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)が“IT投法”で1年目からの活躍を狙っている。

 報道陣約70人が待ちかまえる中、学生服姿で兵庫・西宮市内の「虎風寮」に入った藤浪。今回の入寮に際し、ある“秘密兵器”を持ち込んだ。それはレンジャーズのダルビッシュ、広島・前田健、大リーグ史上5本の指に入るといわれている名投手、ロジャー・クレメンスなど日米を代表する偉大な投手の映像やデータが入ったデスクトップパソコンだ。

 実は藤浪には投手などの動作を研究している知人がいる。パソコンに入っているのは、その人物が虎の黄金ルーキーのために特別に用意してくれたもの。インターネットの動画サイトなどで簡単に見られるのとはまったく違う。藤浪は「普通ではなかなか見られないような映像も入っている。体の使い方など、とても勉強になります。これからどんどん研究していきたい」と意気込んだ。

 高校時代の寮は3人部屋だった。これからは1人部屋で生活していくことになる。「これからは1人の時間がとても大切になる。1人部屋であることをできることを最大限、いかしていきたい」。パソコンと映像データという“IT”を駆使して、睡眠時間以外はすべてをプロの野球の研究に注ぎ込む覚悟だ。

 球団からは虎のエース・井川(現オリックス)が7年間もいた“出世部屋”を与えられた。「井川さんは直球が150キロを超えてチェンジアップがすごいという印象があります。そういう選手になりたいです」

 10日からは新人合同自主トレが始まる。甲子園で春夏連覇した大型右腕は最初から全力でアピールしていく。