西武は25日、ここまで3勝8敗と負け越していた苦手オリックスに7―2と快勝し、貯金を10に戻した。

 先発・十亀が初回に1点を先制されたものの、4回に主砲・中村剛が21号ソロを放ちまず同点。5回には秋山、源田の連続適時打で3点を奪うと、7回にも秋山、浅村の適時打などで3点を追加し試合を決定づけた。

 この日、4打数4安打2打点の秋山は「チームがディクソンに(3連敗と)やられていたんで、とにかく出塁することを考えていた。一つ勝ててよかった。(オリックス戦は)これを弾みにまず五分に戻して勝ち越していきたい」とコメント。

 辻監督は「早めに追いつけば今のウチの打線ならチャンスはあると思っていた。あの(岡田の)デッドボールは大きかった。いいデッドボールでした。その後の金子、秋山、源田がディクソンを引っ張りにかからず、ああいう形で打ってくれるとつながりますよ」と理想的な4連勝にご満悦だった。