清宮が高校通算106号 史上最多へあと「1本」

2017年07月21日 10時40分

3回、高校通算106号本塁打を放ち野村(左)とハイタッチして生還する清宮

 プロ注目の早実・清宮幸太郎内野手(3年)が21日、第99回全国高等学校野球選手権西東京大会の5回戦・法政高戦(神宮球場)に「3番・一塁」で先発出場し、高校通算106号となるソロ本塁打を放った。

 

 3回先頭の第2打席で1ボール2ストライクと追い込まれながらも相手先発の右腕・折橋(3年)の投じた4球目、94キロの外角カーブを振り抜き、右中間スタンドへ打球を運んだ。バットの先に当たったため失速するかのようにも思えたが、しっかりと大きなフォロースルーが生き、飛距離をグングンと伸ばしての鮮やかな先制ソロアーチ。17日の4回戦に続く3戦連続弾で山本大貴(兵庫・神港学園)の持つ史上最多記録に残り1本に迫った。チーム公式戦として換算すれば、8試合連発だ。

 

 その後も怪物スラッガーの勢いは止まらなかった。1点リードの5回無死一塁。第3打席で2ボール1ストライクから一塁線を痛烈な当たりで破る二塁打を放ち、無死二、三塁として好機を広げた。続く4番・野村大樹(2年)の放った内野ゴロの間に三塁走者が生還して、2点目。清宮のチャンスメークを打線がしっかりとモノにした。

 

 この日、神宮球場で行われた法政高―早実戦の来場者数は5000人。平日で午前9時開始の第1試合にもかかわらず、多くの人が炎天下のスタンドから声援を送った。主催者も「怪物フィーバー」に柔軟な対応を見せ、午前7時予定だった入場券販売の時刻を同6時40分に前倒しし、5回戦としては異例の形で外野席を開放。取材メディアも38社182人が大挙して訪れた。