巨人・陽岱鋼外野手(30)に、再びアクシデント発生か。

 陽岱鋼は6―7で敗れた9日の阪神戦(甲子園)に「6番・中堅」で先発出場し、4回には一時同点となる適時二塁打を放って存在感を示した。

 ところが、5回の守備で高山の中前打を本塁へノーカット返球した直後の6回の打席で立岡が代打に送られ、途中交代した。試合後の本人は、報道陣の問いかけにも「トレーナーに聞いてください」と厳しい表情で答えるのみ。村田真ヘッドコーチも、交代理由について「それは言われへんやろう」と説明を避けた。

 今季の陽岱鋼は、左右の足を故障して開幕に大きく出遅れた。ただ、球場を引き揚げる際の足取りに異変は見られなかったことから、日本ハム時代に痛めた右肩の古傷を悪化させた可能性もある。