日本ハム・大谷翔平投手(22)が4日の西武戦(東京ドーム)に「5番・DH」で先発出場し、3打数無安打に終わった。

 2回一死での第1打席、西武先発・野上の145キロのストレートを捉えた打球は鋭い角度でセンターへ。中堅・秋山が下がって最後はフェンスを背にジャンプ。3度のゴールデングラブに輝く名手の好捕に長打1本を阻まれた。

 4回二死二塁のチャンスでは128キロの内角スライダーに空振り三振、7回の第3打席は相手2番手・牧田のど真ん中スライダーにバットが出ず、見逃し三振に倒れた。

 試合前にはブルペン入りもしたが、栗山監督は「何か目的があってやっているし、試合に出している。(体の)心配じゃなくて確認をしている。キャンプが始まって実戦、紅白戦になってくる。今がその時」と大谷の現況を説明した。