「マイナビオールスターゲーム2017」(7月14日=ナゴヤドーム、15日=ZOZOマリンスタジアム)のファン投票選出選手が26日発表され、左太もも裏肉離れからの復帰を目指す日本ハム・大谷翔平投手(22)がパ・リーグDH部門で選出された。これで2013年のルーキーイヤーから5年連続5度目の出場となる。

 開幕から8試合(32打席)に出場しただけで打率4割7厘、2本塁打、3打点での選出に「複雑ですけど、選んでいただいてありがたいなと思う。やらなきゃいけないという気持ち」と神妙にその重みを語った。

 左太ももを負傷し、約2か月半のリハビリ期間を経て一軍に復帰したのが23日。しかし、楽天3連戦(札幌ドーム)では出場機会はなく、まだ万全とはいえない現在も実質、リハビリ期間であることに変わりはない。

 大谷は「まだまともに試合にも出られていないので、どうなるか自分でも分からない。これから次第です」と球宴まで残り15試合の中で手探りの調整を進めていく覚悟。それでも「選んでいただいた方の期待に応えるためにも、全力で頑張りたい」を最善を尽くすことを約束した。