野村の独自練習法に先輩投手「教えてほしい」

2013年01月09日 15時40分

 広島・野村の練習法にチーム内が大注目だ。昨年のシーズンではルーキーながら先発ローテーションを守り抜き、新人王を獲得した。来季のさらなる飛躍を目指し、このオフは明大時代から貫き通す独自の練習法でさらなるレベルアップを図る考えだ。チーム内からは野村の練習法を「教えてほしい」という声が続出している。

 

 野村は1年目ながら9勝(11敗)を上げてリーグの2位の防御率1・98をマーク。オフの契約更改では新人としては球団史上最高額となる年俸4000万円をゲットした。チーム内からは「これまでも新人王を獲得したり、1年目から活躍したピッチャーはいたが、安定感という点では一番だろう」(球団幹部)と賛辞の声が上がっている。


 そんな右腕のトレーニング方法に先輩投手たちも興味津々。大竹は「まだ1年目なのに、自分なりの練習方法を持っていて与えられた練習以外のことも考えてやっている。やっぱりひと味違う。いろいろと聞いてみたい」と“弟子入り”を希望するほどだ。


 例えば登板後のウエイトトレーニング。多くの投手は登板後、体のケアをして帰宅するが、野村の場合は「試合で多く投げることで体の右側ばかり使うので左右のバランスを整えるため」とトレーニングルームにこもっていた。その後さらに、体をほぐすために湯船にまで浸かる徹底ぶりで帰宅は全選手の中で一番最後ということもあった。また、肩を作る際も遠投でしっかりと温めることも自分のルールとして貫き通した。


 野村は明大時代についてもらったトレーナーからトレーニング法や投手の体のことなどを勉強し、それを元にこのような方法を編み出した。球団関係者は「筋肉やトレーニングの知識はすごい。なかなかこの年で知っているものではない。他の選手も参考になるはずなのでどんどん披露してほしい」と力を込める。


「学生のころに勉強してきたので、来年はもっと生かしていきたい」という野村。赤ヘル投手陣では今後、野村流トレが流行するに違いない。