栗山監督が大谷の一軍スタートに難色

2013年01月06日 12時15分

 日本ハム・栗山監督が5日、東京都内で行われた日本ハムグループの年頭式典に出席し、約800人の社員の前に「この正月、連覇したいと心の底から思えた。それに向かい精いっぱい頑張る」とパ・リーグ2連覇に懸ける意気込みを語った。

 

 監督就任1年目でパ・リーグを制した指揮官は期待の黄金ルーキーについても触れ「彼の骨はまだ大きくなっていて成長痛が残っている。だからおいしいソーセージ、ハムを食べて大きくならないといけない」と指摘。「成長を続けているということは難しい問題」といい、大谷の一軍キャンプスタートに慎重な姿勢を示した。

 

 公称193センチの大谷の身長は現在も成長を続けており、球団側は入団時のレントゲン検査で成長がいまだ続いている証拠である“骨端線”を確認している。11日から始まる新人合同自主トレで一軍キャンプに参加できる実力が認められたとしても、成長途上の若い体に無理をさせるわけにはいかない。

 

 自ら交渉に出馬して口説き落としただけに、栗山監督の大谷に対する思いは強く、この日も「食べちゃいたいくらいかわいい」と話したほど。できれば手元に置いて育てたいところだが、いまはぐっと我慢だ。「こちらの思いが前に出過ぎないようにしないといけなとにかく一番は体の状態を見て適切な運動量を考えてやらないといけない。とにかくケガだけはさせてはいけない」と力を込めた。

 

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手とともに大谷がキャンプの大きな話題となるのは間違いない。その影響をいかに少なくするかも大きな課題だ。栗山監督は「メディアの注目度やファンの意向を見せてもらって、それが強いようであれば二軍スタートでもいいかなとも思う」と話した。