ソフト武田に早くも“持っている現象”

2013年01月09日 16時00分

 ソフトバンクの優秀新人賞右腕・武田の“持ってる男パワー”にV奪回の期待がかかっている。今季は8勝1敗、防御率1・07と大活躍。その実力もさることながら、チームを窮地から救うラッキーボーイぶりにも注目が集まった。来季は2年目のジンクスを吹き飛ばし、さらなる飛躍を目指すが、早くも“持っている現象”が現れている。

 

 ソフトバンク・武田が2年目のシーズンに向けて燃えている。摂津、大隣とともに3本柱としての活躍が期待されている。本人も目標を「15勝以上」と設定し、さらなる飛躍を目指すつもりだ。


 プロ1年目の昨年は7月7日の日本ハム戦で6回を1安打無失点に抑えてプロ初登板初勝利の鮮烈デビュー。その後も快進撃を続け、9月?日のオリックス戦ではプロ初完封も記録した。高卒新人ながら8勝1敗、防御率1・07。リーグの優秀新人賞に表彰された。


 来季は1年目より重圧のかかるシーズンとなるのは間違いないが、変わらぬ武器となりそうなのが、武田の“持っている男”ぶりだ。昨季はチームが苦しい状況での先発が多かったが、そんな逆境で幾度となく白星を挙げて、ムードを一変させた。秋山監督が「持ってるんじゃない?」と話したことも。武田自身も「昔から運がいい」「どちらかといえば、持ってるほうですからね」と認める。


 そんなパワーが今季に向けてすで発動しているそれが、寺原のFAによる加入と東浜(亜大)を王会長が引き当てたことだ。

 

 武田は全国的な注目度が高く、また出身地の宮崎は今春がソフトバンクキャンプ10周年。記念事業が目白押しとなっている。普通にいけば昨年の“ノーマーク”から引っ張りだこになる可能性があった。

 

 ただ寺原と東浜の加入で風向きは変わった。「武田と同じ宮崎出身の寺原が来たことで、メディア対応などは適度に振り分けさせてもらうつもり」(球団関係者)。しかも王会長の“剛腕”でキャンプの目玉も新顔の東浜になりそうだ。

 

 19歳の武田にとって自分のペースで調整することができるには大きなプラスだ。運も実力のうち。さらなる飛躍に期待ができそうだ。