早実・清宮幸太郎内野手(3年)が14日、神奈川県内の球場で行われた慶応義塾(神奈川)との定期戦に「3番・一塁」で先発出場し、9回の第5打席に通算101号となるソロ本塁打を放った。試合は早実が3―5で敗れた。

 すっかり日の暮れた夜空に、怪物がド派手な花火を打ち上げた。慶応義塾の4番手で、調布シニア時代はチームメートだった変則左腕・伊東裕貴投手(3年)から、3球目の外角球を右翼ネットへ突き刺した。

 授業の関係で試合開始は午後6時前。集まった約150人の観客に、清宮は最後の最後で豪快なアーチを届けた。