西武が8日の巨人戦(メットライフ)に先発全員安打の猛攻で13—2と大勝。このカード3連勝、今月はこれで負けなしの6連勝(1引き分け挟む)とし貯金を2年ぶりの2桁「10」とした。

 主砲・中村が左脇腹違和感のためスタメンを外れた試合で7番・外崎が満塁弾、2番・源田がプロ1号2ラン、1番・金子が1号3ランと計9打点を荒稼ぎした。

 辻監督は「連敗のチームと連勝のチームの勢いの差が出たようなゲーム。(3回の適時打2本は)ウチにとってはラッキーで向こうにとってはアンラッキーなヒットだった。最近1、2番がチャンスで元気がなかった。まさか2人ともホームランを打つとは思わなかった」と金子、源田の一発にニンマリ。13連敗の巨人に対しては「ああいうふうにやられると、策がないんじゃないですか」と16歳年下の由伸監督の心中を察していた。