山崎“引退回避”へアノ手コノ手

2013年01月08日 16時00分

 中日のベテラン・山崎武司内野手(44)にとって、今年は常に徳俵に足がかかった状態での戦いになる。佐藤球団代表に「(今季は)成績が悪ければ、引退に関してシーズン中にも(勧告)するかもしれない」と言われているからだ。

 

 10年ぶりに古巣復帰となった昨年は90試合の出場で打率2割9厘、1本塁打、13打点。4月下旬にインフルエンザB型に感染して登録抹消され、復帰後も調子が上がらず、シーズン終盤には左手薬指を骨折した。

 

 山崎は「自分の中で開幕戦4番を勝ち取り、このままいけるかなというところでインフルエンザ、けが、不調といろいろあって不本意だった」と厳しい表情で振り返る。

 

 崖っ縁の今季は同じ失敗を繰り返せない。「インフルエンザの予防注射は1回だけじゃなくて、2回打つ予定。季節外れのインフルエンザはもうごめんだからね」。普段から手洗い、うがいの徹底はもちろん、いろいろな菌を退治する空気清浄器も大量に購入した。できることは何でもやるつもりだ。

 

「(今年は)何本か心に残るホームランを打ちたいし、開幕4番を狙ってやるよ! それしか頭にない。自信がなかったら現役続行なんて言わない。成績を出せば(球団から)やってくれと言われることがどれだけ幸せなことか。俺はそれを感じてここまでやってきたわけだから。『いらねー』と言われたらもう辞めますよ」。山崎はまさに決死の覚悟だ。