4日の練習試合(小牧)で早実打線を5安打1得点に抑え、8三振を奪う好投を見せながら、清宮に高校通算100号を浴びた享栄のエース右腕・早矢仕飛希(はやし・とき)投手(3年)は「悔しいです。外の際どいところを攻めた真っすぐが甘く入った。あれぐらい飛ばされたのは初めて」と完敗を認めた。

 前日(3日)に練習試合を行った履正社・安田尚憲内野手(3年)を引き合いに「清宮のほうが柔らかい。安田は固いので、ちょっとズラすだけで打ち取れた。僕は清宮の方が嫌でしたね」と怪物をたたえ「次はぶっ倒します。早実打線全体は抑えられた今日の試合を、トータルでプラスに考えたい」と話した。