【第69回高校野球春季関東大会準決勝、23日=水戸市民球場】日大三(東京)は浦和学院(埼玉)に4―6で敗れ、決勝進出はならなかった。

 エース・桜井が初回から浦和学院打線につかまり3失点。さらに2点を献上した4回に降板となった。8番・津原の2ランで2点差まで追い上げた7回、なおも反撃し一死満塁としたが、4番・金成が三振に倒れるなど追加点を奪えなかった。

 日大三・小倉監督は「初回がいけないですよね。桜井が全然ダメだった。エースだったら初回から点を取られちゃダメ。(試合前の)ブルペンで球の調子が悪かったら、100球投げてでも調整しなきゃダメ」とぴしゃり。

 4打数無安打2三振と結果が出なかった金成についても「あんな情けないバッティングじゃ話にならない。ただ大きいのが打てるからと(4番に)置いておくわけにはいかない。あれじゃ夏はあそこで代打でしょう」と手厳しかった。