西武・中村剛也内野手(33)が7日の楽天戦(メットライフ)で、昨年まで同僚だった岸孝之投手(32)から9号ソロを放ち、清原和博氏(49)が持つ球団最多打点記録(915)を更新した。

 0―3の7回、先頭で迎えた3打席目、真ん中高めに浮いた149キロのストレートをコンパクトに捉え、バックスクリーン左に叩き込んだ。

 ファンはそれまで選手紹介で大ブーイングを浴びせた岸に散発3安打に抑えられていただけに、この一発に大喜び。続くメヒアにも5号ソロが飛び出し、興奮は最高潮に達した。

 キング争いでトップのオリックスのT―岡田と並んだ中村は、通算本塁打数も339本として巨人・村田修一内野手(35=347本)に次ぐ単独33位に浮上した。