秋山監督が東浜に2・1ブルペン入り指令

2013年01月06日 16時00分

 ソフトバンクの秋山監督が投手陣に“投げまくり指令”を通達した。

 

 普段は寡黙な秋山監督が珍しく明言した。来年2月の宮崎・秋季キャンプを念頭に「いつもと違うのは、もうちょっと(ブルペンで)球数を投げなさいということ。数字は設定してない。意識を持ちなさいということ。先発も中継ぎも含めてね。投手コーチにもそれは伝えてある」


 今季のチーム防御率はリーグ1位の2・56。安定感はあるが、鷹の指揮官は少なからず疑問を感じていた。

 

「キャンプ中の投げ込み自体が少なくなってきている傾向にある。ウチの球団だけに限らずね。昔の投手のほうが、球数的にはるかに投げて込んでいたと思う。地ならしというか、肩をしっかり作ってもらう」


“投げまくり指令”の背景には、エース・摂津に続く主戦&救援投手の育成という狙いがある。来季は大隣、武田、東浜らが先発の枠を、馬原、ファルケンボーグ、五十嵐、森福らが救援の枠を争う。ただ、絶対的な存在は摂津以外はいないのが現状だ。春季キャンプ中にブルペンに足しげく通い、もう少し土台をしっかり作れ!というわけだ。


 注目の東浜も、春季キャンプで特別扱いはしない。秋山監督は「まだ大学生。A組は枠が決まっている。(キャンプ)初日からブルペンに入って投げ込みがスタートできるようになっておかないと」。状況によっては黄金ルーキーのB組入りもあり得るとした。


 来季の目標はもちろん覇権奪還。「混戦は間違いない」と激闘のペナントレースも望むところ。それだけでなく、日本一の先も見すえている。


 来季はアジアシリーズが本拠地・ヤフードームで行われる。「ウチは“目指せ日本一”でやっているから、必然的にそうなる」。2011年シーズンであと一歩のところで逃したアジア一を虎視眈々と狙う。