左手首の腱鞘炎で出遅れていた阪神の新助っ人キャンベルが27日のDeNA戦(甲子園)に「5番一塁」で来日初スタメン出場し、ダメ押し点を呼ぶ左前適時打など4打数2安打1打点の活躍を決めた。

 お立ち台に登場した助っ人は「今ここにいられるのがうれしい。ケガをして野球ができないもどかしさはあったが、自分の力を出せればやっていけると思っていた」と笑顔。これで不振でスタメン落ちしている原口、中谷らとの一塁手争いも激化するが、金本監督は「いいところでよく打ってくれた。初スタメンで上出来だ」と評価していた。