【カリフォルニア州ロサンゼルス】ドジャースの前田健太投手(28)の今季初登板から一夜明けた5日(日本時間6日)、米メディアは様子見といったトーンだった。4日(同5日)、パドレス戦に先発した前田は5回を6安打3失点、4三振2四球で敗戦投手となった。初回、四球と不運な右前打で一死一、三塁とされると4番ソラルテに中前適時打。続くシンプフが遊犠飛。三塁走者に隙を突かれた。3回はソラルテに右翼席に運ばれた。

 ロサンゼルス・タイムズ紙は「前田はふらつきながらも5回を投げた。彼の得意な緩急をつけた投球ができず」。CBSスポーツ(電子版)は「シーズン最初の登板は前田の理想とは違うものになった。早めの交代となった。それでもメジャー2年目の前田に大きなことを期待してもいい」と報じた。前田の次回登板は9日(同10日)の敵地ロッキーズ戦が有力。白星で悔しさを晴らす。