3年連続Bクラスの埼玉西武ライオンズが28日、本拠地メットライフドームに隣接する狭山不動尊で必勝祈願を行った。

 この日の全体練習前に辻発彦監督(58)、炭谷銀仁朗選手会長(29)、浅村栄斗キャプテン(26)ら首脳陣、選手、球団関係者一同が参加して行った必勝祈願。終了後、指揮官は「(選手のころも)やってましたよ。時期がもっと早くて寒かった」と当時を回想しながら3日後に迫った開幕に「もちろん必勝ですけど、選手がケガなく1年過ごせるように心の中で思っていた」と人情家の一面をのぞかせた。

 奉納した自身の絵馬にも「健康」と記した辻監督は「健康で万全な体で戦って(勝敗は)その結果ですから。当然シーズン通してケガ人がゼロはあり得ないんですけど、その中でチーム全員が戦力として戦う気持ちでやっていきたい」と就任1年目にかける思いを語っていた。