【アリゾナ州スコッツデール発】カブスの上原浩治投手(41)は23日(日本時間24日)、敵地で行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦で7回から3番手として登板し、1回を投げ2安打1失点、2三振1四球だった。内容は空振り三振、中越え本塁打、中越え二塁打、中直、四球、空振り三振。球数は30だった。2つの空振り三振はスプリットで奪い、それ以外はストレートだった。

 この日はホームから中堅方向に強い風が吹いており、許した2本の長打も、風に乗ったものだ。上原は「そんなにいい当たりではなかったし、詰まっていたので、まあ、アリゾナ日和ですね。いままで全然球数も投げていなかったし、逆に考えたらいっぱい投げられて良かったんじゃないですか」と、ベテランらしく前向きに捉えていた。