12年ぶりのV奪回を目指す阪神に地元・兵庫の尼崎商店街が大いに盛り上がっている。日本一熱狂的な虎党で知られる同商店街だが、2年目を迎えた金本監督への期待感はハンパではなく、いつでも勝利を祈願できるよう、何と「虎神社」まで設立したのだ。

 神社設立の発起人となったのは商店街で「焼肉 成山」を経営する松木明氏(58)。「5年ほど前から準備を進めてきて今回、形になった。タイガースに頑張ってもらうためです! 今年こそタイガースに優勝してほしい!」と理由を明かした。この「虎神社」の祠(ほこら)の中に設置されている「ビリケンさんタイガーマスク」などすべてが“虎仕様”。すでにお客さんから大好評で「通る人が写真を撮っていってくれてにぎわっている」(松木氏)と確実にパワースポットと化しているという。

「今年は勝ちにこだわりたい。優勝しかない」と燃える金本監督。「虎神社」の御利益を味方に快進撃といきたいところだ。