阪神・鳥谷 三塁でもレギュラー落ち危機

2017年03月21日 16時30分

不慣れな三塁守備の不安を露呈した鳥谷

 レギュラー奪回を目指す阪神・鳥谷敬内野手(35)が精彩を欠いている。3―6で敗れた20日のロッテ戦(ZOZOマリン)に「7番・三塁」で出場したが、3回の守備では送球がそれて痛恨の適時失策。4回にはダフィーが放った三塁線の打球処理にもたついて内野安打にするなど、不慣れな三塁守備の不安を露呈した。

 

 鳥谷は「球場による守備位置などもある。しっかり練習していかないといけない」と、がっくり。金本監督も「(三塁は)去年もやっていたからね。どう言えばいいのか…」と苦言を呈した。

 

 今オープン戦は20日現在、5失策で12球団ワーストタイの鳥谷だが、守備だけではない。バットではこの日、7試合ぶりに安打をマークしたものの、打率1割8分5厘と低調でアピール不足は明らか。それだけに三塁でもスタメン落ちの危機にひんしている。

 

「キャンベルがケガ、大山が二軍育成中だからといって、鳥谷の三塁が安泰というわけではない。金本監督はこのキャンプで成長した中谷を買っていて、起用したがっている。北條との遊撃争いのときに『7対3で勝っていても北條を使う』と言っていたが、三塁争いでも同じ。鳥谷が攻守で圧倒しないと三塁でもポジションを失ってしまう」(チーム関係者)というのだ。

 

 実際、首脳陣は期待の中谷に10日から秋季キャンプ以来となる三塁の守備練習をさせており、このまま鳥谷が攻守で精細を欠いたままなら、取って代わる準備も整っている。遊撃がダメで今度は三塁までも大ピンチの鳥谷。意地を見たいが…。