マエケン3回2/3を7K プホルスの一発は「完全な失投」

2017年03月14日 11時30分

エンゼルス戦に先発した前田(ロイター=USA TODAY Sports)

【アリゾナ州テンピ13日(日本時間14日)発】ドジャースの前田健太投手(28)は敵地で行われたエンゼルスとのオープン戦に先発し、3回2/3を1安打1失点、7三振、無四球だった。左打者が少なかったこともあり、習得中のカットボールは1球も投げなかった。

 主力が先発に名を連ねたエンゼルス相手に、前田の制球が光った。初回、高低を使ったストレート、スライダーなどの制球が冴え、空振り、見逃し、空振りと3者連続三振を奪った。2回は4番プホルスに甘く入ったスライダーを左翼の芝生席に運ばれるも、後続を右飛、三ゴロ、空振り三振に仕留めた。

 3回は8番マルドナドをスライダーで空振り三振、9番フォンタナは振り逃げで出塁されるが、1番エスコバルはスライダーで空振り三振、2番カルフーンを一ゴロに打ち取り無失点。4回はトラウトを中飛、前の打席で本塁打を打たれたプホルスには8球粘られるも、最後は渾身のストレートで三ゴロに打ち取り、球数が予定の60に達したため降板した。

 ストレート、スライダー、カーブを軸に投げた前田は「三振の取り方だったり、カウントの取り方、感覚も良かったし、いい投球ができた」と説明し、具体的には「フォーシームのコントロールが良かった」と振り返った。

 プホルスに浴びた一発について「スライダーが抜けた、完全な失投だった」と反省。真っ向勝負で抑えた第2打席は「2打席続けて同じような感じで打たれるのは投手として良くないので、抑えたいなと思っていた。途中から楽しくなってきて、どうやって抑えようかなって考え始め、結果的に抑えることができた」と笑顔。

 カットボールを投げなかったことについては「勝負球になるには、まだまだ時間がかかると思う」。オープン戦3試合連続失点となったが、内容は良くなっている。メジャー2年目、ここまでは順調だ。