【アリゾナ州テンピ発】カブスの上原浩治投手(41)は12日(日本時間13日)、敵地でのアスレチックスとのオープン戦で4回から2番手でマウンドに上がり、1回を2安打無失点だった。内容は中飛、三ゴロ、ボテボテの三塁内野安打、三塁バント安打、右飛で、打者5人に14球投げた。開幕まであと3週間ほど。上原は「真っすぐでああやってフライアウトが取れているので、いい方じゃないかと思う。まだ上がるとは思いますけどね」とストレートの状態、感触について振り返った。

 この日はストレート、スプリット中心の組み合わせで、カットボールはセミエンに初球バント安打を許した時の1球だけ。モンテロ捕手とバッテリーを組んだ上原は「捕手は毎回違う選手なので、(リードが)違うことは僕も分かってきた。あとはシーズンに入った時や、(オープン戦で)打たれた時にこういう攻めをしてほしいって伝えようと思っている」と説明した。