【センバツ】キャプテントークで見せた清宮の成長ぶり

2017年03月10日 16時30分

抽選番号の札を見せる清宮

 センバツ出場32校の主将が集結しての「キャプテントーク」が9日、大阪市内で開かれた。注目を集めたのは、やはり早実主将の怪物・清宮。トーク中はしゃがれ声ながら「期末テスト? ぼちぼちです」「声はこれでも治ってきました」「試合に慣れていない選手もモチベーションを上げられるよう声を掛けています」などと冗舌に話し、終了間際には挙手で大阪桐蔭に対して西谷監督のことを質問するなど、場内を盛り上げた。

 

 しかしながら、ビッグマウスで鳴らした1年夏の甲子園大会のときとは違い「みなさん体が大きくて野球がうまそうな顔をしている。自分たちは強そうに見えないですから」「本塁打? チーム打撃がモットー。その延長が本塁打です」「どこも強いチームばかりなのでいつもの早実野球をやって勝ち進むことができればいい」など、口をついて出るのは謙虚な発言ばかり。昨秋の都大会決勝で5三振の屈辱となった日大三・桜井との再戦についても「面識はありますが、そんなにバチバチ感はないです」と涼しい顔だ。

 

 主将の立場になったとはいえ、らしくない?態度に清宮は「1年の夏は本塁打じゃないと意味がないと思っていた。でも夏が終わった都大会で相手が必死に向かってきて負けると泣いていた。僕も自分の結果じゃなく、上級生を甲子園に連れていきたいと思った。そのときを境にそういう意識が生まれました」と話す。

 

 これには高野連関係者も「大人になった」と感心しきり。センバツでは心身ともに成長した怪物の姿も見られそうだ。