【アリゾナ州サプライズ発】レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)の次回登板が6日(日本時間7日)、決まった。翌7日(同8日)のロッキーズとのオープン戦に60球をめどに投げる。ダルビッシュはこの日、強めのキャッチボールや守備練習で汗を流した。キャッチボールでは相手を務めた通訳を途中から座らせ、変化球を交えてフォームや曲がりのチェック。守備練習では一塁カバーやノックを受けての本塁送球や本塁へのグラブトスを行った。

 ロッキーズ戦は2月26日(同27日)のロイヤルズ戦以来、2度目の実戦登板。ブロケイル投手コーチは「60球をめどに投げる。4回を投げ終えられればそれに越したことはないが、球数を重視するのでイニングにはこだわらない」と話した。

 ロイヤルズ戦ではスプリットやチェンジアップを試すなど37球、2日(同3日)の実戦形式の練習ではスライダーを多めに51球を投げた。ダルビッシュは常に「毎回違う、いろんなことをやっていくと思う」と語っている。ロッキーズ戦ではどんな課題にトライするか。