日本ハム・斎藤佑樹投手(28)が20日、今キャンプ3度目の実戦マウンドとなる楽天との練習試合(名護)を翌日に控え、37球のブルペン調整を行った。
「真ん中から曲がってます?」「今ので大丈夫ですか?」。時折ブルペン捕手にカットボール、ツーシームの変化を確認しながら、最後はフォーシームを右打者の外角想定で2球投げ込み、満足感を漂わせながら前日調整を終えた。
これまで2度の登板では、いずれも2回を投げ1失点ずつ喫しているだけに「とにかくチャンスは少ないと思うのでまずは結果です。ライバルは皆いい結果を出しているので、よりいい結果を出してインパクトを与えないといけない」と無失点投球を目標に掲げた。
また、原点回帰の沈み込むフォームの完成度については「ブルペンではいいんですけど、これがゲームで出せるか。チャンスが少ない分、1回にかける気持ちが強すぎてダメになると良くない。気持ちの問題だと思う」とメンタル面の課題を挙げた。
この投球を熱いまなざしで見つめていた栗山英樹監督(55)は「今日ぐらいの感じでゲームに入れれば必ず結果は出る」と背番号1の再起を強く信じていた。
日本ハム・斎藤が3度目実戦控えブルペン投球 課題は「気持ちの問題」
コメント