【アリゾナ州メサ発】カブスの上原浩治投手(41)はバッテリー陣のキャンプイン前日の14日(日本時間15日)、強い日差しが降り注ぐ中、クラブハウス前のフィールドで瞬発系のランニングメニューを20分ほど繰り返した。キャッチボールは最大75メートルの遠投。バッテリー間の距離ではカットボールを投げるなど、ゆっくりと強度を上げながら20分ほど行い、大粒の汗を流した。その後は室内ジムでバイクをこぐなど、トレーニングに励んだ。

 過去8年間は敵将だったマドン監督とは前日に話し合いの場を持った。「このキャンプはのんびりやってくれ」と言われたことを明かし、「とにかくケガをしないこと。開幕に合わせるのが自分らの仕事だし、やりたいようにやります」と語った。

 上原は15日(同16日)、メジャー9年目、プロ19年目のシーズンに向けてキャンプをスタートする。