【アリゾナ州ピオリア6日(日本時間7日)発】別メニュー調整を続けている日本ハムの大谷翔平投手(22)は第2クール初日、スピード、強度を上げたランニングメニューとキャッチボールを行い、室内ケージで打撃練習をこなした。外野フェンス沿いに右翼ポールから左翼ポールまでダッシュし、戻りは中堅まで歩き、右翼ポールまで走るというメニューを5本繰り返した。キャッチボールの距離は最長40メートルほどだったが、低い軌道で15分ほど行い、時おり笑顔を見せた。大谷は「全体の動きは変わらないが、ランニングのメニューとかどんどん高くはなってきている。無理のない範囲のメニューだと思うので、普通にはこなせていると思う。しばらくはこんな感じになる」と振り返った。

 心配される右足首については「基本的には良くなっていて、炎症はとれるんじゃないかなと思っている。炎症が出てくるような動きがあるとぶり返すこともあるので、慎重にやっている」。開幕戦のDH出場を視野に徐々に状態を上げていく。