【アリゾナ州ピオリア発】日本ハムの大谷翔平投手(22)が30日(日本時間31日)、合同自主トレに初参加した。初日だった前日は発熱のため休養したが、笑顔でグラウンド入りすると、ナインとは別メニューで外野を軽快にランニング。最大30メートルほどの距離でキャッチボールするなど、軽めの練習で切り上げた。

 大谷はアリゾナ入りした28日(同29日)夜に38・5度まで発熱し、風邪の症状も見られたという。その後、37・2度まで下がり、宿舎で静養していた。

 3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックでエースの期待がかかる大谷は、侍ジャパンの初戦になる同7日の厩戦での先発が有力。例年より速いペースで仕上げる必要があるが、両脚の軽い張りを訴えており、アリゾナでの実戦登板は回避の可能性が高い。キャンプ前のわずか1日とはいえ、発熱の影響が心配される。調整が遅れなければいいが…。