2015年10月に受けた右股関節手術からの復活を目指す巨人・杉内俊哉投手(36)が30日、ジャイアンツ球場で自主トレを行った。

 育成ドラフト4位・坂本工宜投手(22=関学大準硬式野球部)を相手に、遠投気味のキャッチボールを行うなど体を動かした。1日から始まる宮崎での春季キャンプについては「去年はスタートラインに立てていなかった。今年は練習もだいたいできる。うれしいですね」と目を輝かせた。

 キャンプは二軍スタートとなるが、前日(29日)には今年初めてブルペン入りするなど、復活へ確かな手応えをつかみつつある。「開幕ローテに入りたいという気持ちはある。それがダメでも一軍のマウンドに戻りたい。(ここまでは)順調だと思いますよ」と言葉に力を込めた。