楽天・梨田監督 朝の声出しやめた「マスコミのみなさんの苦労に配慮して中止に」

2017年01月25日 11時00分

梨田昌孝監督

【赤坂英一「赤ペン!!」】楽天・梨田監督が久しぶりに張り切っている。本拠地・Koboパーク宮城の球団事務所でスタッフミーティングが行われた21日、今年のスローガン「東北・夢・再び」と書かれたボードを両手に抱え、少々“ドヤ顔”で報道陣の前に登場。

 

「これは有名な書道家の方に書いていただいたんですよ」と思わせぶりな前フリの直後、「実は私が苦労して書きました。いやあ、大変だった」とやって笑いを取り、「夢は私も星野副会長も好きな言葉。副会長が監督として実現した2013年の優勝、日本一という夢を再び、といきたい」と決意のほどを語った。

 

 一軍の久米島キャンプにはドラフト1位の藤平(横浜高)、2位の池田(創価大)ら6人の新人を抜てき。「最初はケガをさせないようにゆっくりやらせるので、二軍より一軍の私の手元に置いてじっくり見たいから」というのがその理由だが、話題作りの目的もある。

 

「一軍に新人が6人揃っていれば、マスコミに取り上げてもらえる機会も増えるでしょう。記者のみなさんも記事にしやすいんじゃないか。そういうことも含めて、新人がキャンプに活気を与えてくれればいい」

 

 一方、主力打者には、「もっと足を使うことを求める」と強調。「ただ打つだけではなく、打線全体で機動力を駆使して勝ちにいくという姿勢を徹底させる。アマダー、ウィーラー、ペゲーロら外国人も例外ではない」という。ちなみに、この3人のうち、昨季盗塁を記録したのはウィーラーの2個だけだ。が、梨田監督はこう宣言した。

 

「外国人たちには、キャンプ初日に私から直接、今季の方針を伝えます。とにかくひとつでも先の塁を取る、そういう野球をやるんだということをしっかり言い聞かせる」

 

 しかし、昨年まで行われていた「朝の声出し」はやめるそうである。

 

「それはね、去年、久米島に取材に来た人は知ってるだろうけど、あそこはよく雨が降るし、風もきつい。そんな天候状態で、岩場みたいなところまで行って声出しをするのは大変だったんだよ。取材するほうは、重たいテレビカメラも抱えてるしね。そういうマスコミのみなさんの苦労に配慮して中止にしました」

 

 近鉄や日本ハムの監督時代も、独特の話術で雰囲気を盛り上げ、優勝に導いた梨田監督。今年の楽天も期待できるかな。

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